2018.01.26更新

 あけましておめでとうございます。

 

 本年もよろしくお願いいたします。

 

 えっ,もう1月も終わりそうなのに,何を言っているのかって?

 

 正月っていうのは,旧暦一月の別称ですから,1月いっぱいまでは正月です。

 

 開き直る前に内容のあるブログを書けって?はいはい,わかりました。

 

 

 昨年1年間を振り返って思うのは,結構いろいろ忙しかったなぁということでしょうか。いや,誰に聞いてるんだというツッコミは甘んじて受け入れますが,昨年のこととなると記憶がかなりあいまいになりますよね。それでは,あいまいな記憶に基づいて昨年1年間をまとめてみましょう。

 

 

1.成年後見事件の爆発的増加

 

 成年後見事件は,一昨年から担当していましたが,昨年は新件依頼がひっきりなしにあって,あれよあれよという間にかなりの数の案件を抱えることになりました。成年後見は,開始時が最も忙しい事件類型でして,キーパーソンから預金通帳を引き継いだり,各金融機関や年金事務所や地方自治体に後見届出をしに行ったり,不動産取引をやらされたり,申立人が原告になって訴えられたり,被後見人の入る施設を探したり,それはそれは目が回るほどの忙しさでありました。

 個人的に最も記憶に残っているのは,夏の良く晴れた灼熱地獄のある日曜日,葉山まで車を走らせて被後見人が借りていた家の鍵を返却に行った時のことでしょうか。大家さんの家にあがらせてもらったのですが,慣れない正座を5分しただけで足が完全にマヒしてしまい,大家さんがお見送りしてくれたのに車のアクセルをなかなか踏めないという楽しい事態に陥りました。

 あとは,市役所の各課を回る機会がたいへん増えたのですが,弁護士であることがわかると急激に態度が軟化する人と弁護士であることがわかっているのに態度がカッチカチのまま(むしろ不快感を前面に押し出してくる)人がいるということがわかり,とても勉強になりました。私個人の意見としては,べつにへりくだる必要は全くないと思いますが,こちらとしてはできる限り分かりやすく事案を説明しようと努力してますので,そういう意味で親近感とか好感とかを醸し出してくれるとお互い仕事がやりやすいのになぁと思います。

 

 

2.刑事事件のさらなる充実

 

 弁護士登録当初から刑事事件には比較的熱心に取り組んでいたと思いますが,昨年は,私選弁護があったり,本気の否認事件があったりと,私の刑事弁護人としての経験値が大幅に増えるような事件が多かったように思います。

 私選弁護のうち1件は,被害者の方との示談交渉で何度も冷や汗をかくという貴重な経験をしましたし,もう1件は,当番弁護士として出動して勾留却下決定をもぎ取った上で,不起訴処分まで手に入れるという我ながら出来すぎる結果を獲得することができました。

 否認事件は,取調べを担当した警察官や鑑識の警察官ら7名を証人尋問するというあまりにも壮大な内容となり,弁論要旨を書き始めたはいいものの12時間が経過しても書き終わらず,期日当日の朝7時半から事務所に詰めて2時間書きっぱなした結果,プリントアウトする時間ギリギリを残して何とか24枚書き終えたという熱の入りようでした。結果としては,満足のいくものではありませんでしたが,判決書自体も20枚という重厚な内容だったので,裁判官も真剣に向き合ってくれたことに感銘を受けました。

 ちなみに,内容が真面目過ぎたので少しティーブレイクすると,さすがの私でも刑事裁判の日に着ていく服には気を付けています。例えば,今日の服装は,青いチェックのスーツに緑と紫のチェック柄のネクタイに青と赤のツートンカラーのネクタイピンをして緑色のコートとレインボー色のマフラーを着用するという,字面だけ見ると最高にサイコな服装になっておりますが,刑事裁判の日は,黒かチャコールグレーのスーツに青か茶色のネクタイをして黒いネクタイピンをしています。なんだ,やればできるじゃない。

 

 

3.不貞慰謝料請求祭り

 

 世間は,週刊誌の記事に踊らされたり踊らされたことを恨みに思って逆切れしたりいろいろしておりますが,私のところにも不倫にまつわる相談が次から次へと舞い込んでまいりました。流行を肌で感じる機会など,地方都市横須賀に住んでいたらなかなか訪れないのですが,こと不倫に関しては都会も郊外も関係なかったようです。

 また,不貞慰謝料請求に関しては,訴える側も訴えられる側も双方相談に来るという盛況ぶりで,久しく浮いた話と縁のない私にとっては,「あー,一部の人間が恋愛を独り占めしてるから私にはお鉢が回ってこないのね。」と妙に納得する結果をもたらしました。案件としては,懐に攻め込まれている苦しいものもありますが,概ね当方の主張通りことが運びましたので,自分としても事務所の経営としても良かったのではないかと思います。世間の皆さんにはじゃんじゃんやっていただいて弁護士の事件数を増やしてもらいたいものですね。いや,冗談ですよ冗談。

 

 

 何か他にもいろいろとあったようなきがするのですが,今日はこんなところで。

 

投稿者: アダジオ法律事務所

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