2015.07.31更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 こうも暑い日が続くと仕事中に考えることはただ一つです。

 「キンキンに冷えたビールが飲みたい。」

 

 あ,いや,不真面目キャラを演じているわけではないのですが,素の私はこんな感じですのでご容赦ください。

 7月最後のブログは,『いま飲みたい!おすすめのピルスナー』特集をお送りします。

 

 

1.「ピルスナー」とは

 

 ピルスナーとは,チェコのピルゼン地方で発明されたビールの種類を指します。日本で売られているビール大手4社の主力製品は,すべてこのピルスナーです。

 ピルスナーが生み出されるまでのビールは,いまのような黄金色をしていたわけではなく,ベルギービールに見られるような上面発酵ビールが主流でした。しかし,上面発酵ビールは座菌が繁殖しやすかったことから,15世紀頃,冬にビールを仕込んで洞窟や氷室で貯蔵するようになります。これが下面発酵ビール(ラガービール)の始まりです。

 そして,1842年,ピルゼン市でラガービールの生産が始まりますが,ピルゼンの水がヨーロッパでは珍しい軟水であったことから,黄金色のビールが完成します。これが「ピルスナー」と呼ばれるようになり,現在に至ります。

 

 

2.おすすめのピルスナー①ピルスナーウルケル(アルコール度4.4%)

 

 先ほど説明したように,ピルスナーは,1842年,チェコで発明されます。そして,何を隠そう,このピルスナーウルケルが世界初のピルスナービールなのです。ちなみに,「ウルケル」とは,「元祖」という意味。

 ピルスナー特有のさっぱりとした味わいの中に,奥深いホップのうまみと苦みが感じられます。海外のビールは,日本のビールと違って,それぞれ強烈な個性を持っていますが,このビールも元祖なのに個性が際立つ味わいです。

 

 

3.おすすめのピルスナー②イェーバー・ピルスナー(アルコール度4.9%)

 

 イェーバーは,ドイツ北部に位置する都市の名前です。このビールは,「ドイツで一番苦い」と言われるほど強烈な苦みを持っています。

 最初に口に入れたときの衝撃はとにかくすさまずいものです。「いやぁ,ピルスナーは好きだけど,この苦さはもはや耐えられないレベル」と一瞬後悔の念が過ります。しかし,その苦味はあっという間に消え去り,後に残るのはホップの豊かな香り。まるで魔法にかけられたようです。食事と一緒に楽しむのもよいですが,これ単体でも素晴らしいアペリティフになり得ます。

 

 

4.おすすめのピルスナー③レーベンブロイ(アルコール度5.0%)

 

 レーベンブロイは,世界中で広く流通しているビールですので,ご存知の方も多いことと思います。日本では,アサヒビールがライセンス生産していることで,比較的手に入りやすいですね。レーベンブロイの良さは,「これと言って特徴がないこと」。苦みとうまみと甘みがいいバランスで調和しています。見た目通りの優等生といった感じの味で,いつまででも飲める良酒です。

 

 

5.おすすめのピルスナー④台湾ビール 金牌(アルコール度5.0%)

 

 中国の「青島ビール」は有名ですが,台湾ビールはそれに比べてマイナーなイメージがあります。それがどうして,個人的には青島ビールよりも好みです。台湾ビールの特徴としては,何と言ってもその甘み。材料に蓬莱米を使っていることから,米特有の甘い味わいと香りがビール全体を印象付けています。飲みのがもったいなく感じるビールです。

 

 

6.おすすめのピルスナー⑤ラーデベルガー(アルコール度5.0%)

 

 とにかくうまい。何がうまいのかと聞かれてもうまく答えられないくらいにうまい。コクがあるのにキレがあり,苦みがあるのにスッと消え,後味は極めてクリア。それもそのはずで,ザクセン王家の御用達として長らくザクセン王に献上されていたビールであり,かつてはあのビスマルクも愛飲していたというから驚き。めったにお目にかかれない真のプレミアムビールである。

 

 

 興奮しすぎて,最後だけ文語調になってしまいました。文体の揺れはよくないですね。申し訳ありません。

 記事を書いていたら自らのビール欲を抑えられなくなりました。さて,今日はちょっといいビールでも買って帰ろうか。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.31更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 こうも暑い日が続くと仕事中に考えることはただ一つです。

 「キンキンに冷えたビールが飲みたい。」

 

 あ,いや,不真面目キャラを演じているわけではないのですが,素の私はこんな感じですのでご容赦ください。

 7月最後のブログは,『いま飲みたい!おすすめのピルスナー』特集をお送りします。

 

 

1.「ピルスナー」とは

 

 ピルスナーとは,チェコのピルゼン地方で発明されたビールの種類を指します。日本で売られているビール大手4社の主力製品は,すべてこのピルスナーです。

 ピルスナーが生み出されるまでのビールは,いまのような黄金色をしていたわけではなく,ベルギービールに見られるような上面発酵ビールが主流でした。しかし,上面発酵ビールは座菌が繁殖しやすかったことから,15世紀頃,冬にビールを仕込んで洞窟や氷室で貯蔵するようになります。これが下面発酵ビール(ラガービール)の始まりです。

 そして,1842年,ピルゼン市でラガービールの生産が始まりますが,ピルゼンの水がヨーロッパでは珍しい軟水であったことから,黄金色のビールが完成します。これが「ピルスナー」と呼ばれるようになり,現在に至ります。

 

 

2.おすすめのピルスナー①ピルスナーウルケル(アルコール度4.4%)

 

 先ほど説明したように,ピルスナーは,1842年,チェコで発明されます。そして,何を隠そう,このピルスナーウルケルが世界初のピルスナービールなのです。ちなみに,「ウルケル」とは,「元祖」という意味。

 ピルスナー特有のさっぱりとした味わいの中に,奥深いホップのうまみと苦みが感じられます。海外のビールは,日本のビールと違って,それぞれ強烈な個性を持っていますが,このビールも元祖なのに個性が際立つ味わいです。

 

 

3.おすすめのピルスナー②イェーバー・ピルスナー(アルコール度4.9%)

 

 イェーバーは,ドイツ北部に位置する都市の名前です。このビールは,「ドイツで一番苦い」と言われるほど強烈な苦みを持っています。

 最初に口に入れたときの衝撃はとにかくすさまずいものです。「いやぁ,ピルスナーは好きだけど,この苦さはもはや耐えられないレベル」と一瞬後悔の念が過ります。しかし,その苦味はあっという間に消え去り,後に残るのはホップの豊かな香り。まるで魔法にかけられたようです。食事と一緒に楽しむのもよいですが,これ単体でも素晴らしいアペリティフになり得ます。

 

 

4.おすすめのピルスナー③レーベンブロイ(アルコール度5.0%)

 

 レーベンブロイは,世界中で広く流通しているビールですので,ご存知の方も多いことと思います。日本では,アサヒビールがライセンス生産していることで,比較的手に入りやすいですね。レーベンブロイの良さは,「これと言って特徴がないこと」。苦みとうまみと甘みがいいバランスで調和しています。見た目通りの優等生といった感じの味で,いつまででも飲める良酒です。

 

 

5.おすすめのピルスナー④台湾ビール 金牌(アルコール度5.0%)

 

 中国の「青島ビール」は有名ですが,台湾ビールはそれに比べてマイナーなイメージがあります。それがどうして,個人的には青島ビールよりも好みです。台湾ビールの特徴としては,何と言ってもその甘み。材料に蓬莱米を使っていることから,米特有の甘い味わいと香りがビール全体を印象付けています。飲みのがもったいなく感じるビールです。

 

 

6.おすすめのピルスナー⑤ラーデベルガー(アルコール度5.0%)

 

 とにかくうまい。何がうまいのかと聞かれてもうまく答えられないくらいにうまい。コクがあるのにキレがあり,苦みがあるのにスッと消え,後味は極めてクリア。それもそのはずで,ザクセン王家の御用達として長らくザクセン王に献上されていたビールであり,かつてはあのビスマルクも愛飲していたというから驚き。めったにお目にかかれない真のプレミアムビールである。

 

 

 興奮しすぎて,最後だけ文語調になってしまいました。文体の揺れはよくないですね。申し訳ありません。

 記事を書いていたら自らのビール欲を抑えられなくなりました。さて,今日はちょっといいビールでも買って帰ろうか。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.27更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 先ほど私がお世話になっている会社の方からお電話があり,「暑くて溶け(融け?)そうです。」とおっしゃっていましたが,まさしく同感です。

 私が知っているスポットでは,京浜急行の2100形の車内が一番涼しいですね。ジャケット着て丁度。

 さてさて,本の紹介を続けることにしましょう。

 

 

・奥平康弘ほか編『改憲の何が問題か』(岩波書店・2013年)

 

 タイトルがストレートすぎるとは思いますが,いま話題の内容ですので買ってみました。職業柄,友人たちからも改憲問題について意見を求められることがあるので,そのためにも勉強することは必要だと思った次第です。

 私は法律家ですので,法律解釈の立場から自民党改正案を検討しますが,本書が指摘するようにこの改正案には問題点が多くあると思います。

 新聞の投稿欄などを見てみると,「武力行使ができるようにする必要性がある。」といった意見や「改正反対派は現状を打破する解決策を提示していない。」という意見を目にしますが,それは改正案に潜む法的問題点に正面から答えたことにはなりません。「違憲である。」という意見には,「違憲ではない。」という反論をすべきであって,「改憲の必要性がある。」という反論はおよそ反論にはなっていません。

 著者の中には,いまは亡き奥平康弘先生をはじめとして,青井未帆先生,駒村圭吾先生,長谷部恭男先生,高見勝利先生,佐々木弘道先生など錚々たる面々がそろっています。改憲をめぐる議論の出発点としては,最適な本であると思います。

 

 

・谷川俊太郎『詩に就いて』(思潮社・2015年)

 

  突然ですが,私は谷川俊太郎さんの作品を好んで読んでいます。最初の出会いは,『いちねんせい』(小学館・1988年)を母から買い与えられたことだったと思いますが,当時まだ「いちねんせい」ではなかった私は,言葉の意味を離れて,ただその音の響きに酔いしれていたことを記憶しています。谷川さんの詩は,他の多くの芸術家と同じように,その創作の時期によって形式を大きく変えています。本書では,おおむね見開き2ページに収まる長さの詩が収録されていますが,これは私が最も好きな長さです。この仕事をしていると,多くの言葉に埋もれてしまう感覚に襲われることがありますが,詩はその恐怖から私を助け出してくれます。

 

 

・谷川俊太郎『あたしとあなた』(ナナロク社・2015年)

 

 谷川さんの詩と再び出会ったのは,高校3年生の夏が終わるころでした。受験生特有の「憂鬱」という感情に苛まれていた私は,横須賀モアーズシティの平坂書房で一冊の本と出会います(『続続・谷川俊太郎詩集』(思潮社・1993年))。「続続」ということは,谷川さんだけで3冊のベスト詩集が発刊されているということですが,何故だか3冊目である「続続」に処女詩集である「二十億光年の孤独」と第二詩集である「62のソネット」から多くの詩が収録されていました。谷川さんが「二十億光年の孤独」に収録された詩を書いていたのは,ちょうどその頃の私と同じ年齢のときであり,そのことが私を谷川さんの詩に惹きつけさせる原因になったのかもしれません。

 本書は,一行に数文字しかない詩群形式を採用した作品です。詩人の行分けには必ず意味が含まれていますし,使う漢字にも必ず意味があります。普段,私は多少の誤字脱字に気付かないこともありますが,詩を読むときには一言一句を見逃さないようにじっくりと鑑賞します。また,本書の装丁は素晴らしいの一言です。

 

 

・『隔週刊 ジッポー コレクション No.14』(デアゴスティーニ・2015年)

 

 「先生はタバコ吸いますか?」と聞かれれば,「はい,吸います。」と答えます。「先生はスモーカーですか?」と聞かれれば,「よくわかりません。」と答えるようにしています。とかくタバコを吸うことが敬遠される昨今ですが,私は好きでタバコを吸っているので,違法にならない限りタバコを吸い続けると思います。ただ,ニコチン中毒者ではないので,吸わないとどうにかなってしまうわけではありませんし,酒席を除いて人前でタバコを吸うこともありません。このように,私にとっての喫煙は趣味の一つですので,喫煙具にもこだわりを持たなければなりません。ジッポーコレクションは定期購読しているわけではありませんが,気に入ったジッポーのときには購入しています。ちなみに,本号は,「ZIPPO MUSEUM 1997」でした。

 

 

・『ことりっぷ 伊勢・志摩』(昭文社・2015年)

・『タビハナ 伊勢・志摩』(JTBパブリッシング・2014年)

・『ココミル 伊勢 志摩』(JTBパブリッシング・2015年)

 

 前々から気になっていたのです。正方形の旅ガイドブックなるものがどのような内容なのか。今般,私的に伊勢志摩への旅行を計画している関係から,正方形ガイドブックを比較検討してみようと思い立ちました。まず,大きさは「ココミル」だけ他の二つより少し大きいです。ページ数は,3つとも同じでした。「タビハナ」にはデコシールが付いています。色合いは,「タビハナ」だけちかちかします。

 結論から言うと,どの本にも良さがありました。「ことりっぷ」は,旅行プランやドライブプランの提案が素晴らしいです。「タビハナ」は一つ一つの写真が大きく,旅行へのワクワク感を高めてくれます。「ココミル」は,情報量が多く,じっくり読むには最適です。

 

 

・國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(太田出版・2015年・増補新版)

 

 トリを飾るのは,國分先生の作品です。私は,従来から古市憲寿さんの著書を多く読んでいましたが,その中に國分先生との共著があったことから(國分功一郎=古市憲寿『社会の抜け道』(小学館・2013年)),國分先生の存在を知りました。また,昨年NHKで放送された『哲子の部屋』にも出演されていましたので,一度著作を読んでみたいと思っていたのです。そうしたところ,これまた安定の平坂書房モアーズシティ店に本書が平積みされていたことから,これはちょうどよかったと購入した次第です。

 國分先生が努めて平易に叙述しようとしているのは分かるのですが,その内容はかなり難解なものでした。というのも,國分先生は哲学がご専門なのですが,倫理学,歴史学,人類学,政治学などが複雑に絡み合って議論が展開されていくので,若干のバックグラインドがないと読んでいて辛くなるのではないかと思いました。逆を言うと,少しでもそのような分野に知識があれば,論述が立体的に感じられ,非常に納得のいく読後感に繋がるのではとも感じました。

 文庫になっているのですが,とにかく分厚い本なので,内容を解説することは私の能力を超えます。ただ,私はこの本を読んで確実に世界の見方が変わった気がします。世界に新たな視点を与えることが哲学の使命であると考えれば,本書は十分すぎるほどその役目を果たしています。

 どこかから聞こえてくる「なんとなく退屈だ」という声。それは,谷川さんの本に出会った頃の私自身にもあてはまるものです。その声から逃れるためにはどうすればよいのか,本書はある仮説を提案します。この本は間を空けることなく,一気呵成に読んでいただきたい本です。

 

 

 

 はぁ,これですべて解説できましたかね。これでしばらく本を買わないようにしないと,「積み本」がたまっていく一方です。頑張って読破します。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.24更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 暑くなってきた途端にブログ更新の回数が減っております。

 あまりいないとは思いますが,読者の皆様には大変申し訳ございません。

 暑くなると脳の活動が鈍りますね。まぁ,寒い時期は足元が冷え込む関係で作業効率が下がります。

 

 さて,そうも言っていられないので久しぶりの更新です。

 最近,何か特筆すべきことがあったかなぁと思い返してみたところ,大量の書籍を購入してしまったことに気付きました。

 

 話は変わりますが,弁護士の仕事というのは他の業種と異なり,「仕入」という概念のない業種です。

 例えば,飲食店であれば,食材を購入して調理することが仕事ですし,工場は原料を加工して新たな工業製品にするのが仕事です。

 そのため,売上げがあっても原価を差し引いてしまうと,ほとんど利益が残らないという事態に陥ります。

 

 弁護士の場合は,専門的知識に基づいて訴訟活動等を行う仕事ですので,仕入というものが必要ありません。

 このことから,他の業種に比べて利益率がよいと考えられています。

 しかし,我々も新たな知識を習得しない限り,日々変化していく社会情勢についていくことができません。

 では,どうするか。それは,新たに書籍を購入して知識を獲得するということが必要になるということです。

 つまり,弁護士にとっての「仕入」は,書籍の購入といっても過言ではありません。

 

 先輩弁護士からは,「決して書籍代をケチってはいけない」と言われます。

 そのためか,本屋さんに行くとついつい財布の紐が緩んでしまうのです。

 以下では,ここ1週間に購入した書籍を順に紹介していきましょう。

 

 

・荒牧重人ほか『解説 子ども条例』(三省堂・2012年)

 

 子ども条例とは,子どもにやさしい街づくりを推進していくために各自治体が制定した自治条例です。私が主に活動している神奈川県では,2007年10月1日から「神奈川県子ども・子育て支援推進条例」が施行されています。本は3部構成で,第1部・子ども条例Q&A,第2部・子ども条例の実際,第3部子ども条例集となっています。子ども条例のことを手っ取り早く理解するにはよい本だと思います。

 

 

・茶園成樹編『著作権法』(有斐閣・2014年)

 

 茶園先生のお名前は,判例六法プロフェッショナルの編者として拝見していましたが,著作権法は,知的財産法という分野の法律なので,授業を受講していなかった私には何か遠い存在のように感じていました。時は下って私も法律家になり,「授業をとっていないからわからない。」という言い訳は通用しなくなってしまいました。しかし,著作権法は法律分野の中でも専門的な領域にあたるため,弁護士でも精通している先生は少数なのではないかと思います。ジャスラックの集団提訴というトピックな話題もありますので,ちゃんと勉強しようと思います。

 

 

・西村健一郎ほか編『よくわかる社会保障法』(有斐閣・2015年)

 

 健康保険・介護保険・年金・労災生活保護など,身近にある制度なのにその実態があまり理解されていない精度があります。いま挙げた社会制度はすべて「社会保障」の一つです。弁護士が法律のことだけ知っていてもダメだということは分かっていますが,社会制度の全てを理解するのはなかなか難しいです。この本は,香里,田辺,新町,千里,小倉という5人の登場人物が会話形式で解説していくスタイルをとっているので,とにかく内容がわかりやすいです。

 

 

・安藤一郎『よくわかる建築のトラブルQ&A』(三省堂・2011年・第2版)

 

 「よくわかる」が連続すると,まるで私の理解力が低いかのように受け取られるから怖いですね。建築を含めた不動産のトラブルは,市の法律相談でも多く見られます。建築紛争の難しいところは,建設業界の専門的知識が必要とされることや法令が頻繁に改正されるところです。この本は,Q&A形式になっているので,探したい情報にすぐにたどり着ける点が素晴らしいと思います。

 

 

・小塚荘一郎=佐藤雅彦編著『宇宙ビジネスのための宇宙法入門』(有斐閣・2015年)

 

 突然スケールが巨大になり過ぎた感がありますね。読者の皆さんにとっても突っ込み所が多すぎてどこから指摘したらいいかわからないのではないでしょうか。この本では,宇宙法を「国際宇宙公法」「国内宇宙法」「宇宙私法」「国際宇宙私法」の4類型に分けて解説しています。まさに,学生時代に国際法を学んでいた私にはうってつけの本です。ちなみに,この本でも触れられていますが,月や火星の土地を買うという行為は,法的には無効ですのでご注意ください。あくまでジョークですので。

 

 

 内容が長くなってきてしまいましたので,続きは次の更新でお伝えします。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.13更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 梅雨は開けていないにもかかわらず,突然夏がやってきた印象ですね。

 スリーピースを着続けることは,もう難しいことなのかもしれません。

 

 今日,ネットのニュースを何気なく見ていたところ,次のようなニュースが報道されていました。

 『<佐世保・高1殺害>少女の医療少年院送致を決定…長崎家裁』

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00000025-mai-soci

 事件が起きてからもうすぐ1年が経とうとしています。

 

 長崎で修習をしていた私にとって,この事件は決して他人事ではないと感じる事件でした。

 ご存知の方も多いと思いますが,長崎では,一時期このような重大な少年犯罪が連続して発生したことがありました。

 平成15年には長崎市内の立体駐車場において,当時4歳の男の子の遺体が発見されるという事件が起きました。

 加害者は,当時中学1年生の少年ということが判明し,世間に大きな衝撃を与えました。

 現場は,長崎市の中心街に位置し,裁判所や検察庁などにもかなり近い場所でしたので,私は毎日その脇を通って出勤していました。

 

 平成16年には,佐世保市の小学校において,当時小学6年生の女子生徒が同級生に殺害されるという事件が起きました。

 当時,私は大学浪人中であり,比較的よくテレビを見ていましたので,テレビメディアなどの報道に多く接しました。

 私にとっては,人生で最も忘れられない事件のうちの一つとなっています。

 この現場については,裁判で佐世保を訪れた際,修習指導担当の先生に連れて行ってもらいました。

 記憶の中の映像と目の前の景色が一致した時,感じたことのない戦慄を覚えました。

 

 少年事件に適用される少年法は,その目的について,「少年の健全な育成を期し,非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに,少年の刑事事件について特別の措置を講ずること」と規定しています(少年法1条)。

 

 「大人だったら間違いなく刑務所行きなのになぜ。」「被害者ばかりが報道されるのはおかしいじゃないか。」

 様々な意見があるとは思います。

 

 しかし,少年には未来があります。自らが犯した罪と向き合って,自分自身を変えていける力があります。

 その力を信じるからこそ,私たち弁護士は付添人として少年の健全育成のために全力を尽くすのです。

 

 今回の報道では,加害者少年が医療少年院送致という処分になったとされています。

 外野がとやかく言うことは簡単ですが,この事件では裁判官,家庭裁判所調査官,付添人が真剣にその処分を考えた結果,そのような処分に至ったものです。

 加害者少年の罪が消えることは決してありませんが,自らの人生をやり直す自由はあります。

 少年の更生がなされることを心から祈っています。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.07更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 今日届いた郵便物の中に,不思議な宛名の郵便を発見しました。

 「スタジオ法律事務所 様」

 ・・・・・あーあー,なっるほどねぇ。言われてみれば似てないこともないかもねぇ。

 これからもジブリ法律事務所をよろしくお願いします。

 

 さて,突然ですが,私は高校生の頃から合唱を嗜んでいます。

 音楽の先生から熱烈な勧誘活動を受け,入部したら音楽の成績がつねに「5」になるという都市伝説を信じ,若かりし私は音楽部への入部を決意したのでした。

 入ってみると,それはそれは過酷な練習の日々が待っており,「これは完全に失敗だったな。」と思ったものです。

 しかし,定期演奏会を経験した後は,その昂揚感の虜になり,現在に至るまでOBとして出演を続けています。

 

 合唱をする上で避けて通れないことがあります。それは,著作権との関係です。

 部活動の一環だから別にコピーでもいいのではないかと思ったあなた。残念ながら,そうではないのです。

 その証拠に,著作物には(c)の文字がついているでしょう。

 この(c)マークですが,具体的にはどんな意味があるのでしょう。何だか真面目なブログになりそうな予感がします!

 

 

・(c)の意味とその沿革

 

 (c)(正確には丸にc。)は,著作権を表示するマークであり,このマークが書かれているものは,著作物として法的な保護の対象になっていることを示しています。それでは,なぜこのような表示が必要とされるのでしょうか。これを読み解くには,著作物における方式主義と無方式主義という二つの考え方を知る必要があります。

 

 まず,無方式主義とは,登録や著作物の官公庁への提出などの手続をとることなく,著作物が成立した段階で自動的に保護を与えるという考え方です。方式主義は,この逆の考え方であり,著作物が成立しただけではなく,登録や提出などの手続をとった著作権者のみ保護の対象とするという考え方です。

 

 著作権を保護しようとする考え方は,1886年に成立したベルヌ条約まで遡ります。この条約の正式名称は,「文学的および美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」ですが,いわゆるベルヌ条約事件(最判平成23年12月8日民集65巻9号3275頁)はテレビ各局でも報道されましたので,ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

 このベルヌ条約は,当時ヨーロッパ諸国で主流だった無方式主義を採用したため,権利主張のための記載だけでなく著作権表示すら不要とするものでした。これに反発した方式主義の国々(アメリカや中南米諸国)はベルヌ条約に加入せず,独自の表示を定めました。そのため,ベルヌ条約加盟国の著作物は,いちいち複雑な手続を経なければなりませんでした。なお,日本は不平等条約を撤廃するために先進国の仲間入りをする必要に迫られており,1899年に同条約に加入しています。

 

 これでは困ると考えたヨーロッパ諸国は,1952年,ベルヌ条約よりも著作権保護の程度を薄めた万国著作権条約を起案し,(c)マーク表示+著作権者名+最初の発行年を一体的表示としていれば,アメリカなどの方式主義の国でも保護が受けられるとしました。これが,(c)マークの始まりです。

 

 

・その後の情勢と現代における意味

 

 こうして生まれたマルシーマークは,ベルヌ条約加盟国である日本において普及することになります。本を書いたら(c),曲を出したら(c)。特に,アメリカにおいて著作権の保護を受けられるかどうかは死活問題だったでしょうから,せっせと(c)マークを付けるようになります。

 

 しかし,このような状況に変化が生じます。アメリカがそれまで採用していた方式主義を放棄し,無方式主義であるベルヌ条約に加盟したのです。これに伴い,中南米諸国も次々とベルヌ条約に加盟するようになります。こうして,(c)マークは急激にその意味を失っていくことになりました。ときに,1989年のことです。

 

 では,現代では,(c)マークはどんな意味を持っているのでしょうか。はっきり言ってしまうと,「あんまり意味がない」という状況です。(c)マークを付けなくても著作権の保護の対象になるのですから,意味があるとすれば,権利者であることの推定が働くといった点や,権利を行使しなかったと反論されないためのパフォーマンスといったところでしょうか。なお,現在でも万国著作権条約に加盟していてかつベルヌ条約に加盟していない国においては,(c)マークが依然として意味を成しますが,そのような国はごくごくわずかです。

 

 そうすると,ほとんどの(c)マークは,従来からの慣例に従って付けているということになります。

 

 ちなみに,(c)は,Copyrightのことですが,Copr.と略しても構いません。そうすると,Copr.2015 Shunsuke TSUNOIでも(c)2015 Shunsuke TSUNOIでもいいのですが,Copyright(c)2015 Shunsuke TSUNOIはダブっています。「頭痛が痛い」や「お体ご自愛ください」と同じですね。

 

 

・おわりに

 

 合唱からこんなに話が広がるなんて驚きです。

 法律って意識しないと気付かないのですが,結構身近にあるものなんですよね。

 また,身近なことから何か思いついたら投稿します。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.07更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 今日届いた郵便物の中に,不思議な宛名の郵便を発見しました。

 「スタジオ法律事務所 様」

 ・・・・・あーあー,なっるほどねぇ。言われてみれば似てないこともないかもねぇ。

 これからもジブリ法律事務所をよろしくお願いします。

 

 さて,突然ですが,私は高校生の頃から合唱を嗜んでいます。

 音楽の先生から熱烈な勧誘活動を受け,入部したら音楽の成績がつねに「5」になるという都市伝説を信じ,若かりし私は音楽部への入部を決意したのでした。

 入ってみると,それはそれは過酷な練習の日々が待っており,「これは完全に失敗だったな。」と思ったものです。

 しかし,定期演奏会を経験した後は,その昂揚感の虜になり,現在に至るまでOBとして出演を続けています。

 

 合唱をする上で避けて通れないことがあります。それは,著作権との関係です。

 部活動の一環だから別にコピーでもいいのではないかと思ったあなた。残念ながら,そうではないのです。

 その証拠に,著作物には(c)の文字がついているでしょう。

 この(c)マークですが,具体的にはどんな意味があるのでしょう。何だか真面目なブログになりそうな予感がします!

 

 

・(c)の意味とその沿革

 

 (c)(正確には丸にc。)は,著作権を表示するマークであり,このマークが書かれているものは,著作物として法的な保護の対象になっていることを示しています。それでは,なぜこのような表示が必要とされるのでしょうか。これを読み解くには,著作物における方式主義と無方式主義という二つの考え方を知る必要があります。

 

 まず,無方式主義とは,登録や著作物の官公庁への提出などの手続をとることなく,著作物が成立した段階で自動的に保護を与えるという考え方です。方式主義は,この逆の考え方であり,著作物が成立しただけではなく,登録や提出などの手続をとった著作権者のみ保護の対象とするという考え方です。

 

 著作権を保護しようとする考え方は,1886年に成立したベルヌ条約まで遡ります。この条約の正式名称は,「文学的および美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」ですが,いわゆるベルヌ条約事件(最判平成23年12月8日民集65巻9号3275頁)はテレビ各局でも報道されましたので,ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

 このベルヌ条約は,当時ヨーロッパ諸国で主流だった無方式主義を採用したため,権利主張のための記載だけでなく著作権表示すら不要とするものでした。これに反発した方式主義の国々(アメリカや中南米諸国)はベルヌ条約に加入せず,独自の表示を定めました。そのため,ベルヌ条約加盟国の著作物は,いちいち複雑な手続を経なければなりませんでした。なお,日本は不平等条約を撤廃するために先進国の仲間入りをする必要に迫られており,1899年に同条約に加入しています。

 

 これでは困ると考えたヨーロッパ諸国は,1952年,ベルヌ条約よりも著作権保護の程度を薄めた万国著作権条約を起案し,(c)マーク表示+著作権者名+最初の発行年を一体的表示としていれば,アメリカなどの方式主義の国でも保護が受けられるとしました。これが,(c)マークの始まりです。

 

 

・その後の情勢と現代における意味

 

 こうして生まれたマルシーマークは,ベルヌ条約加盟国である日本において普及することになります。本を書いたら(c),曲を出したら(c)。特に,アメリカにおいて著作権の保護を受けられるかどうかは死活問題だったでしょうから,せっせと(c)マークを付けるようになります。

 

 しかし,このような状況に変化が生じます。アメリカがそれまで採用していた方式主義を放棄し,無方式主義であるベルヌ条約に加盟したのです。これに伴い,中南米諸国も次々とベルヌ条約に加盟するようになります。こうして,(c)マークは急激にその意味を失っていくことになりました。ときに,1989年のことです。

 

 では,現代では,(c)マークはどんな意味を持っているのでしょうか。はっきり言ってしまうと,「あんまり意味がない」という状況です。(c)マークを付けなくても著作権の保護の対象になるのですから,意味があるとすれば,権利者であることの推定が働くといった点や,権利を行使しなかったと反論されないためのパフォーマンスといったところでしょうか。なお,現在でも万国著作権条約に加盟していてかつベルヌ条約に加盟していない国においては,(c)マークが依然として意味を成しますが,そのような国はごくごくわずかです。

 

 そうすると,ほとんどの(c)マークは,従来からの慣例に従って付けているということになります。

 

 ちなみに,(c)は,Copyrightのことですが,Copr.と略しても構いません。そうすると,Copr.2015 Shunsuke TSUNOIでも(c)2015 Shunsuke TSUNOIでもいいのですが,Copyright(c)2015 Shunsuke TSUNOIはダブっています。「頭痛が痛い」や「お体ご自愛ください」と同じですね。

 

 

・おわりに

 

 合唱からこんなに話が広がるなんて驚きです。

 法律って意識しないと気付かないのですが,結構身近にあるものなんですよね。

 また,身近なことから何か思いついたら投稿します。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.03更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 さて,お気付きの方もいらっしゃると思いますが,このブログではあまり業務に関する話をしていません。

 それは,私という人間がどのような人間かをわかった上でご依頼いただきたいからです。

 さて,ライトなテーマでお送りする金曜日ですが,よくある質問のうち「よくある質問」ブログでは書けない質問にお答えしていきます。

 

Q1.弁護士って儲かっているんですか。

A1.人の収入を聞くのは,はしたないことですよ。よく飲みに行ける程度にはお金があります。

 

Q2.弁護士って偉いんですか。

A2.世の中に偉い先生は確実にいらっしゃいますが,少なくとも私は偉くないです。

 

Q3.弁護士って休みの日には何してるんですか。

A3.それは弁護士によるでしょう。私は,刑事事件を担当していれば接見に行くこともありますし,何もすることがなければゆっくり休みます。

 

Q4.司法試験に受かるのってすごくないですか。

A4.すごいかどうかは全くもってわかりません。私からすれば,いい魚を見分けられる魚屋さんやお経を暗唱できるお坊さんの方がよっぽどすごいです。

 

Q5.何で弁護士になろうと思ったんですか。

A5.面接試験みたいですね。私の場合,それが自分に向いている職業だと信じたので,それを目指しただけです。

 

Q6.弁護士ってモテるんですか。

A6.それも弁護士によるでしょう。私の場合,モテ効果を実感したことは一度もありません。

 

Q7.弁護士って弁護士ドラマは見るんですか。

A7.いい質問ですね。あきらかにギャグだとわかっているドラマは見ます(リーガルハイなど)。弁護士を悪者扱いするドラマは見ません(HEROなど)。

 

Q8.弁護士ってすぐ人のお金を横領しちゃうんですか。

A8.報道に関してみなさまにはご心配をおかけしております。私は,今のところ横領したことありませんのでご安心ください。

 

Q9.テレビに出てくる弁護士を見てどう思いますか。

A9.回答の内容を聞けば,素晴らしい弁護士かどうかすぐに見分けがつきます。ほとんどの先生は尊敬すべき素晴らしい先生方です。

 

Q10.時間がなくなったって聞いたんですが,大丈夫ですか。

A10.すいません。今から研修会に行ってきます。すいません。

投稿者: アダジオ法律事務所

2015.07.01更新

 こんにちは。

 横須賀のアダジオ法律事務所の弁護士の角井です。

 

 気付けばもう7月ですね。今年も残り半年です。

 私は日頃スリーピーススーツを着用しているのですが,梅雨明けと共にツーピース(期間限定)となります。

 「ジャケットは脱がないのかよ!見てるこっちが熱いからネクタイ外せよ!」という声はよく耳にしますが,残念ながらご要望には応じかねます。

 なぜなら,そのような姿は私の趣味嗜好に著しく反するからです。

 

 この点について,貴重な資料が見つかりました。私の事務所の本棚にあった一冊の本に,まさしく私の言わんとすることが書いてあったのです。

 元最高裁判事の藤田宙靖先生は,クールビスが開始された時の様子について,次のように語っています(藤田宙靖「最高裁回想録―学者判事の七年半―」2012年・有斐閣)。

 

 『クールビズなるものは,要するに省エネに協力するために,夏の冷房温度を二八度に設定するから,それで暑ければ,軽装(例えば上着を脱ぎ,ネクタイを外す)でも良い,というだけのことであり,これにどう対応するかは,全く個人の問題であるはずであ(る)。』

 『私の美的感覚から言えば,そもそも,単にネクタイを外しただけの姿などというのは,およそ様になっておらず,失礼ながら,国会の委員会における閣僚席の大臣の姿などは,見てはおられない。』

 

 げに痛快です。しかし,ここで藤田先生は罠にはまってしまうのです。

 

 『ところが,先のカメラの入った日,会議の途中から異様に暑くなり,遂に私も上着を脱ぎ,ネクタイを外し,ワイシャツの腕まくりをする羽目となった。その理由は不明であるが,当時,裁判官の間に,マスコミの手前「クールビズ」に協力しない最高裁判事がいることは具合が悪いから,敢えてそのような操作がされたのではないか,との風評が立ち,私もまたそれを信じたのであった。』

 

 嗚呼,なんということ。高い志を持っていた藤田先生の心は,なにやらよくわからない大きな力によって,その意志をまげられてしまったようです。

 

 私は,クールビズに反対しようというものではありませんし,大学時代は,地球温暖化を食い止める方法について,サークルの仲間と共に発表会を行ったこともあります。ただ,地球温暖化を抑止することと,クールビズを強制することは直ちに結びつくものではありません。暑さを我慢するか,暑さを感じない体を手に入れればいいだけのことです。

 

 このような話に代表されるように,実際には社会の風潮に立ち向かうことにはかなりの勇気が必要ですし,またエネルギーも多く消費します。

 「みんながやってるんだから従えばいいじゃん」というような素朴な民主主義に対応するためには,「法律上の義務はないはずですよ」といえる自由主義的な発想が必要となります。

 「みんな残業代なんてもらってないんだから。」「電車内で痴漢に遭うことなんてよくあることなんだから。」「(過払金返還交渉で)他の先生方にもこの金額でご納得頂いてますから。」というような不正義を私は許したくありません。

 

 『弁護士は,基本的人権を擁護し,社会正義を実現することを使命とする。』(弁護士法1条1項)

 

 私は,社会正義を実現するためにこれからも戦いを続けていきます。

 スリーピースを着てクールビズに真っ向から戦いを挑む弁護士角井駿輔に温かい声援をお願いします。

 

投稿者: アダジオ法律事務所

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